気はエネルギー

人間の肉体の内部には様々なエネルギーが存在します。
血液の流れ、リンパ液の流れ、そして、細胞一つ一つにもエネルギーが存在します。

その中のひとつに、気の流れがあります。
目には見えない、科学では証明出来ないものですが、確実に存在します。
気功の訓練を続けていくとよくわかります。

この体の中の気の流れが止まって滞ると病気になります。
生体エネルギーと呼んでも良いと思います。
この気の流れる道を解明したものが東洋医学の中の鍼灸で使われる経絡という理論なのです。

また、人間の肉体外にも様々なエネルギーが存在し、これ等の影響を受けながら人間は生活しているのです。

エネルギーにはそれぞれに特徴があり、波長、振動数、粒子の大きさなどで分類ができます。
例えば、身近なものでは電波がありますが、ラジオの電波をみても、短波、中波(一般放送)があり、さらにはFM波という形式の違う電波があります。
そして、これ等の電波を受信して聞くには受信機で波長を同調させる機能が必要です。
FMラジオにはFM波のみに同調できる機能があり、短波放送を受信することは出来ません。

これと同じことが人間の肉体にも起こるのです。
人それぞれに同調しやすいエネルギーが存在し、その影響を受けながら生きているのです。
エネルギーの影響は、エネルギーの種類によっては良い影響もあり、また悪い影響もあります。

心癒功では、このエネルギーの影響の良い面を生かした応用法を解明したものです。
 

自然の気

人間をとりまく環境の中にも気は存在します。
自然の気と表現していますが、人間を中心にして、脚の下にある気を 「地の気」、頭の上にある気を「天の気」と表現しています。そして人間 の持っている気を「人の気」といいます。
そして、地球をとりまく環境の中に存在する気を「宇宙の気」と呼び、 すべての気の元を「核の気」と呼んでいます。

 

天の気・地の気

「地の気」は身近な存在のエネルギーで、誰もが感じているし、身体の中に取り入れて応用しています。人間自信が知らないだけです。

しかし、「天の気」は勝手が違います。

天の気が体に入るときには、頭丁の「百会」というつぼから入ってきます。しかしながら、ほとんどの人が、「百会」を閉じたまま生活しているのです。

「百会」が開くと、天の気と地の気が身体の中を流れはじめて、気の滞りが減少します。

病気の人の「百会」を開くだけで、病状が変化することがあります。
この人は、気の滞りによって病気になっている人なのです。

 

宇宙の気

「宇宙の気」は、人間にはなじみのないエネルギーですが、細胞の活性化を図り、物が腐る(酸化する)速度を遅らせます。

昔の人は、知恵として「宇宙の気」を応用する方法を知っていました。
ピラミッドが代表的な例です。

ピラミッドの中心には、「宇宙の気」が集まることを昔の人は知っていました。
ピラミッドの中心に死体を保存しておくと腐らないということで、王様などの死体を保存していました。そしてミイラとなって発見されています。

 

核の気

大宇宙に存在する、気エネルギーの元になるのが「核の気」です。 
人間が感じやすい「地の気」や「天の気」と違って非常に波動(周波数とでも表せば良いのでしょうか)が細かく、人間には感知しにくいものです。
それだけに強烈なエネルギーを有します。